3つの準備その1の3 表情
カメラマンに、写真撮影を依頼する機会というのは、普段の生活ではそうそうあるものではありません。子供の七五三、成人式や結婚式など、おめでたい場合に写真を撮ることが多いでしょう。カメラマンの支持に従ってカメラを見て、微笑みかけます。おめでたい場合が多いので、自然と顔もほころびます。しかし、集合写真の場合、出来上って来た写真を見た時、タイミングが合わず目をつむっていたり、視線がずれていた、ということはよくあることです。さすがに個人撮影でフォトスタジオや、カメラマンに依頼した場合にはそのような事はありませんが、モデルでは無いので、自然な表情で、微笑むようなことは、容易いものではありません。毎日鏡を見たら、自分の目を見て笑顔をつくる練習を心がけて下さい。また、優れたカメラマンというのは、様々な表情を自然に引き出す技術を持っています。言葉巧みに、被写体に話しかけたり、動いたりしながら一瞬の表情を逃しません。ただカメラを見て、笑って!撮ります!ハイチーズ!これだけで、自然な表情が出せたら苦労はしません。つづく